錆びた小刀を蘇らせる2(終)

1からの続きです
錆が綺麗に取れましたので汚れた鞘を綺麗にします。
サンドペーパーでもいいのですが薄く荒く削って滑り止めを兼ねて木目風にしてみます。
小刀は芳忠の横手小刀を使いました。
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良く切れます!
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削り終えたらワシンのサンディングシーラーを塗って汚れ防止と防水効果を狙います。
鞘だけではなくて刃の槌目部分にも塗ります。
この部分にラッカーを塗る人は珍しいと思いますが錆にとても強くなりますので趣味でたまに使う程度の方は試してみると良いです。
刃先には塗らないでください。
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鞘も綺麗になりました。
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鞘は購入時からガタガタでした。
即席でゆるい鞘をなおす方法を使ってみます。
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綺麗になりました!
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この後、本気で研いでみました。
シャプトンの1000→2000→5000→天然砥石数種でじっくり研いでみるとそこそこには切れるようになりました。
やっぱり研ぎが下手くそなんでしょうね。
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自分のように研ぎ下手は簡単に刃が付く小刀についつい手が伸びてしまい、いまいち切れないと感じる小刀はいつの間にか引き出しの奥に仕舞ってしまうのでした。

やっぱりこの小刀、まだ愛着出ないや、ごめんね。