20年近く前に初めて買った繰り小刀です。
ホームセンターで買いました。
これが切れなくて切れなくて、初めて買ったものだから比較ができないので、「こんなものなのかな?」と思っていました。
次に買った繰り小刀が素晴らしく切れたので、「ああ、きっと研げば良く切れるようになるんだね?」と一生懸命研ぎましたが全く切れない。
研ぎの未熟さを考慮してもあまりにも切れない。
これはおそらく不良品だろう。。。
こんな時に小刀の第一人者(勝手に思っています)田中清人さん(検索すると出てきます)だったら焼入れとか焼戻しを自分でやってしまうのだろうか?
自分にはそういうことはできませんのでいつか切れない小刀として紹介してから処分する予定でした。
しばらくぶりに出してみたら凄く錆びていてびっくりしました。
お恥ずかしい。
せっかくですから古い小刀の再生のやり方をレポートしてみることにします。
色々とやり方があると思いますが、私流です。
私流にもいくつもやり方あるんでそのうちの一つです。
オークションで古い小刀を落札した時に参考になれば幸いです。
槌目の小刀は錆が中に入り込むのでサンドペーパーでは中々錆が取れません。
邪道と言われようが木工用ボンドを使って錆取りです。
裏もまんべんなく塗り一日乾かします。
乾くと錆が浮いてきます。
カッターなどで端を切ってからめくると綺麗に剥けます。
木工用ボンドはコンビニや百均で売っているのが良いでしょう。
タイトボンドでは固くなりすぎて駄目なんです。
あくまでも乾いて柔軟性があるのが良いのです。
凄く綺麗になりました。
次のステップに進みます。
続きです