肥後守大大サイズニッケル鞘青紙

肥後守大大というサイズの小刀です。
肥後守大と特大サイズの間に入る中途半端な(失礼!)サイズです。
最近はあまり見なくなったサイズで廃盤になったのかな?と思っていたのですが、噂では型が壊れてしまって生産できないとか。
鞘を打ち抜いたり曲げたりする型なのか、刃を打ち抜く為の型なのかは不明なのですがともかく現在(2021年)は生産していないようなのです。
※特大との比較




※大と大大と特大の比較

故に幻の肥後守と言えなくもないのですが、市場にはかなり在庫がありますので入手は楽だと思います。

中途半端なサイズだと冒頭で書きましたが、言わずもがな実にしっくり手に収まるのですねこれが。

仕様・複合材火造り?
価格・1500円くらい
鋼材・青紙
全長・190ミリ
刃長・85ミリ
巾 ・15ミリ
厚み・3.2ミリ
刃角度・21度

サイズ感に関してはそれぞれ手の大きさがありますので合わない方もいるとは思いますが、特大ほど扱いづらくなくて野菜や魚、枝などオールマイティーにこなせるのがいいですね。
この肥後守はショップの特注品らしいのですが型が壊れる前のなのでしょうか?特注品って何本くらいから対応してくれるのだろう?いつか当サイトオリジナル肥後守なんかも作ってみたいですね。

新品の刃の状態は綺麗です。
さっそく切ってみると、、、うん、思ったより切れない。


なぜだろう?在庫が長くてステルス錆にでもやられているのかな?それとも薄くラッカーでも塗られているのでしょうか?
でも、確信はあります。
少し砥石に当てたら物凄く切れるようになると。



研いだ時に報告します。