実用最優先の研ぎ

私は本業で親方業務もこなしていますので竣工が迫ってきた最近はかなり疲労困憊です。

知人から頼まれている包丁の研ぎも進まず、とりあえず赤錆を落として徐々に砥石にのせて行く程度の元気しか出ません(次の日曜日にはケリをつけるぞと意気込んではいます)。

昼間の仕事時、ポケットナイフとして以前から使用していた肥後守は一度卒業させて新しい肥後守を仕事用にして数ヶ月。

近頃、箱出し状態の刃付けが全く切れなくなってきました。
ですから研いだのですが、やっぱり機械研ぎの傷跡がバッチリ残っています。

…まぁ、五分しか研いでないのだから当たり前か。
とりあえず切れるようになれば良いと割り切ります。



なんせ明日から大量の土木シートを切らなければいけないのでピカピカにしている余裕がないのです。

サーッと研いで軽く小刃付けをして出来上がり。
実用研ぎだからイイのだ!と自分に言い聞かせながら就寝します。

研ぎ減りした以前のメイン肥後守(右)。
とてもよく切れるが刃持ちもあまり良くなくサビに弱い。

鉛筆などは良く切れるので隠居ということにしてあげましょう。