肥後守の新製品という位置付けの片刃肥後守ですね。
永尾駒製作所の5代目は色々と新製品を繰り出してくるから目が離せませんね。
肥後守と言えば両刃というのが既に固定概念化していると思うのですがここにきて片刃を出してくるのはかなり冒険だと思います。
何故かというともし片刃の方が切れる!という評価になった時には今までの肥後守の歴史が覆ってしまうのですから。
片刃肥後ナイフというカテゴリーでいうと、かつて宮本武蔵が池内刃物とのコラボレーションで片刃肥後ナイフを発売していた事がありました。
こちらはかなりの切れ味という噂でした(私は入手できていません)。
それではデーターを見てみましょう。
仕様・利器材
価格・2200円くらい
鋼材・不明
全長・175ミリ(鞘仕舞時98ミリ)
刃長・46ミリ
巾 ・14ミリ
厚み・2.8ミリ
刃角度・21度
刃角度がかなり鋭角で、当然小刃が入っています。
フルスカンジで使用することは不可能だと思います。
で、かなり切れます。
もう、両刃肥後守とは全然違う切れ味。別刃物。
比較すると別物だから比較にならないといった感じでしょうか。
使い勝手はかなりよく、料理や魚捌きにも使えそうです。
サイズ的に中サイズと同等ですが特大サイズも出てほしいですねコレは。
裏もベタ裏ではなくスキが入ってます。
これを購入して両刃肥後守が必要無くなってしまうような事は無いですがとりあえず一本は押さえたい商品だと思いました。
その後研いでみました