義春刃物販売の
ペナントナイフ
と
銀峰(金峰産業株式会社)の
ノーリツナイフ
チープなナイフの代表的な肥後守よりもさらにチープな印象のナイフ。
鉛筆削りや工場内でビニール紐を切ったりバリ取りなどに大活躍していて需要が途切れることはないでしょう。
安いと割り切ってどんどん買い替えて使い倒せるメリットがあるのです。
この2つのナイフをネットで眺めていましたところ、
同じモノに見えた
のです。
素朴な疑問だったのと一度入手してみたいというのがありまして2本同時に購入してみました。
結果から言いますと、この2つのナイフは完全に同じモノで、刻印だけが違います。
付属の注意書きも同じモノで義春刃物の名前があるかないかだけです。
紙質も字体も全く同じですが一箇所だけ改行が違う所があります。
謎です。
どこで作られているのでしょうか?
義春刃物は自社工場があるようなので銀峰にOEM供給していると推測しますが真実は今のところわかりません。
スペックはほぼ同じです(0.2ミリ程度の製作時の誤差はあります)
仕様・全鋼
価格・400円前後
鋼材・不明
全長・128ミリ
刃長・51ミリ
巾・16ミリ
厚み・1ミリ
刃角度・11度
個人的採点68点
コストパフォーマンス88点
とにかく薄い!
必然刃角度も11度とかなり鋭角で、刃先には16度ほどの小刃が入っています。
裏は両刃構造のようになっていてごく僅かに角度が付いていて刃先の強化を狙っています。
肥後守の中と比較してみると少し大きいですが、5グラムくらいしかないので「コレ?切れるの?」
と不安がよぎります。
(筆箱に収納したところ)
切れ味はなかなかに良いです。
割り箸くらいまでなら削れますし、鉛筆も余裕です。
調理とかは難しいかな?
リンゴの皮むきくらいならいけそうですが玉ねぎやら人参などは苦労しそう。
今度、野菜など切ってみたいですね。
今回はとりあえず鉛筆を削って動画にしてみました(最下部にあります)。
芯をガリガリやっても刃欠けは起きないです。
面白いナイフですね。
研いだりしたらまた、報告致します。