剣聖宮本武蔵の全鋼モノの肥後ナイフです。
これはラインアップにも見当たらないのでデットストックっぽいです(違ってたらごめんなさい)。
ネット上では,890円で売っている所が結構あるので、もしかしたら密かに流通しているのかも。
それにしても宮本製作所のナイフは安くてとても良い品質だと思う。
青紙鋼の特大サイズも2000円程度で買える。
そして箱出し直後の切れ味がとても良い。
今回紹介した全鋼タイプも一切の手抜きがなく、最初から凄く切れるのです。
盗難に遭い行方不明中の特大サイズとの比較ができないのが残念ですが、また仕事頑張ってシリーズ買い集めていずれ紹介しますね。
宮本製作所の肥後ナイフは刃打ちがないのがイイ!という方がいます。
刃打ちとは刃を鞘に収めた時に内部で刃が鞘に当たる事。(当たる事を刃打ちする、当たらない事を刃打ちしないと言います)
ピンピンに研いだ刃先が刃打ちによって欠けてしまったりする恐れがあり、刃打ちは無い方がイイという方が多い。
永尾駒製作所の肥後守は刃打ちしないのもあるが、刃打ちするのもあって不安定なんです。
宮本製作所の肥後ナイフは絶対に刃打ちしない。
刃打ちチェックは下写真のような方向から覗いて光の漏れで行います。
今回の全鋼タイプは刃の厚みが2ミリと薄く、刃打ちしないのは有り難い事です。
全鋼タイプは木工に使用するには心細いが、キャンプで魚やフルーツ、野菜を切るには最適のナイフだと思います。
コスパ抜群なのでガンガン使いましょう。