切り出し小刀の鞘を作ってみる(徹底解説)その3(完成)

その1
その2

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カンナ(鉋)でかなり楕円形に仕上がりました。
普通の平鉋で楕円形に仕上げるコツは多角形に削っていくだけです。
やってみるとわりと簡単にできます。
神棚職人の神技には遠く及ばないけれど参考にしたりします。



究極の円形を目指すもよし、そこそこにするのも自由です。

因みに小刀製作所では鞘作りは一瞬(10秒くらい)で終わります。


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いい感じだ!
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急に自分のモノになったような感覚が押し寄せます。
サンドペーパーは100番を使ってザラザラ感を残しています。
後に塗装しますがグリップ感があっていいのです。
でもツルツルピカピカのほうがしっくりくる方もいるでしょうね。
そういう方は番手を上げていけば良いでしょう。
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角は面取りします。
やらなくても問題はありませんが、ちょっとした優しさですね。

塗装はワシンを使用します

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寮の部屋は狭いので雑然とした中での塗装です。
他の寮の住人に気を使いながらやってます(直後に苦情がきました)。
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随分時間がかかりましたが完成です。
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鞘に目印の切れを入れていますが目印無しでも良いですし鞘と柄の繋ぎ目に象嵌みたいなマークをするのもアリです。
とにかく自由に鞘に仕込むと楽しいですよ!
今回は柄が少し長かったので後で切るかもしれません。

以上で今回の鞘柄仕込みを終わりたいと思います。
自作ナイフの柄を虎柄メイブルで自作したも御参考にしてください