切り出し小刀の鞘を作ってみる(徹底解説)その2

その1からの続きです
柄鞘の外形ができましたので削っていきます。

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自分が持ちやすいような形を追求しながらの削りです。
昭三の横手小刀を使っています。

小刀のサイトですから、最後まで小刀で仕上げるぞー!と意気込んでみました。

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挫折しました(笑)
ラワン材は結構粘る材質です。
ホムセンで安いカンナを購入して続行します。
今現在出張先ですからカンナがないのです。
四百円くらいのカンナでもしっかり研げばよく切れるんですよ。

ラワン材は木目に逆らうといとも簡単にわれてしまうので最終形態が近付いたら目に逆らわずにカンナ掛けを行いましょう。
今回のように材料の継ぎ合わせをしますと木目が倒錯しますので最初の一太刀は慎重に行ないます。

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毎夜コツコツ、少しづつ削って、チビチビお酒を飲んで、を繰り返してようやく楕円形になってきました。

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柄を先に削って、ある程度の形ができたら鉛筆で柄の形を鞘に写します。

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途中、寒かったのでつけていた電気ファンの前に置いておいたら(1m以上離れていたのに)刃が暖まって柄に伝わったのか接着剤が剥がれてきて焦りました。
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なんとか補修しましたが駄目ならば作り直しです。
用意したボンドは熱に弱いようです。
今度はアロンアルファで全て接着しようかな?

その3に続く