黎明という銘の横手小刀です。
数年前にオークションで入手しました。
鞘に難があるということで安価で出品されていましたが裏に鍛接跡が見受けられたのと表ツラが独自で珍しいなと思ったので入札しました。
ライバルもなく簡単に落札できました。
仕様・自家鍛接火造り
価格・1500円
鋼材・不明
全長・260ミリ
刃長・68ミリ
巾 ・22.5ミリ
厚み・2.5ミリ
刃角度・24度
どちらかというと薄手の作りなのに24度という刃角度は切り刃の幅が狭いから。
こういう小刀は珍しいと思います。
一般的な横手小刀の切り刃と比べると2ミリくらい幅が狭いのがわかると思います。
黎明という銘の通り何か革新的な事を考えたのでしょうか。
肝心の切れ味ですがそのままでも良く切れます。
これはお買い得でした。
鞘を直して研ぎ直してまた報告します。
それにしてもこの表ツラの模様はどうやって入れたのでしょうか?
なにせこれ以外に黎明の小刀を見たことがないので謎が多いです。