ちょっと木工とは離れてしまいますが小刀好きなら間切小刀は一本持っておきたいところです。
マキリ小刀、魔切り小刀、アイヌの魔除けとしての守小刀みたいなのが原点なんでしょうか?はっきりはわからないみたいです。
漁師さんがハードにロープを切って魚を捌いて、というのが謳い文句でして、ハードワークから刺し身包丁まで使えるのが間切小刀なのです。
私の間切はオークションで新品1300円即決!黄紙の手打ちだそうです。
はっきり言って野鍛冶の作った精度はあんまり良くない無骨な小刀…という感じですが、物凄く切れます。
この出品者は鰺切りや菜切り包丁を800以上評価されていましたがなんと全員非常に良い!
今時ありえるんですかねこんなお話!
包丁なんかも手打ちでこの価格って利益出るの?ってくらい安いんです。
安いから使い倒したい!
と思って早5年…出番がない!
釣りの時に腰に掛けてブッシュナイフにも使えるかな?とも思うのですがなんせ形が物騒なんでついつい肥後守なんかをチョイスしてしまいます。
いつか調理レポなんかしたいですね。
裏は凄く綺麗で無名。
研ぎは購入時のままですがバッチリ2段刃でさらに小刃が施されていてシノギ部分はホローグラインドが施されています。
黄紙ってのが泣かせますね。
歪みも目立ちますが1300円なら腹立たないから不思議。
今回は切り出しのように刃角度は掲載しません。
小刀よりは包丁に近い感じだからです。
コストパフォーマンスだけ言わせてもらえるならばもちろん100点です。