オークションで購入しました。
千円です。
郵送料が900円…。
ちょっと泣けます。
ヒデヒロと読むのでしょうか?
元々槌目はあまり好きではないのですが、少し手間がかかっている部分があって単なるプレス打ち抜きモノではないと判断しました。
指の当たる部分を斜めにカットしてヤスリがけしてあります。
単純に斜めカットではなく少し丸みを帯びたような優しい感じに見えましたので、利器材打ち抜きに手を加えた可能性も捨てきれないですが、最低でも利器材鍛造火造りはあるのではないか?と推測しての購入です。
槌目は本当に叩いているのかプレスなのかの判断は難しいです。
ベルトハンマーで瞬時に跡を付けているのかもしれないですし。
この秀弘に関しては無骨な跡という感じで、本当に金槌で叩いて跡を付けているではないか?と思えてきます。
事実は想像の域を超えはしないのですが、こういう想像は楽しいものです。
裏もごくシンプルですね。
仕様・利器材火造り鍛造(と予想)
価格・千円
鋼材・不明(予測不可)
巾・21ミリ
厚み・2.8ミリ
刃角度・20度
個人的採点75点
コストパフォーマンス(千円ならばかなりいい)点
こういうシールは剥がすと跡になるので嫌いです。
直ぐに剥がしてしまいました。
さて、切れ味ですが、結構切れます。
機械研ぎのギザ目でいかにも切れなさそうですが切れます。
分かりにくいかもしれませんが小刃が入っています。
この小刃が滑らかに研がれているのでそこそこ切れるのです。
千円で十分に楽しめる小刀でした。