肥後守VG10鋼・人気急上昇のコイツはやっぱりカッコよかった

今頃(2021年)、肥後守VG10というのが大人気らしい。


VG10とは鋼の名前です。
我々が良く目にするメジャーな鋼メーカーは日立金属のもので青紙とか白紙とか言いますがVG10は武生特殊鋼材株式会社が製造する最高峰のステンレス鋼なのです。
V金10ともV10とも言われています。
GはGOLD(金)の頭文字です。

肥後守好きならば2018年くらいからその存在は知っているはずで、手にしていた方も多いのではないでしょうか?
当時から「なかなか良い」という声が多かったのですが、一時期の肥後守品質低下期間からの回復期でもあったのでなかなかメジャーにはならなかった感があります。
ここにきてキャンプブーム、コロナ禍で巣篭もり需要が追い風となり脚光を浴びて売れているらしい。
その証かはわからないですが永尾駒製作所インスタグラム2021年の初投稿は肥後守VG10を前面に押し出したものでした。

なぜ肥後守VG10が人気なのか?
先ず、ステンレス鋼とステンレス鞘がアウトドアシーンでタフに使えるというのがあると思います。

次はやっぱり見た目がカッコいいかな?

ステンレスは錆びないと思っている方も多いと思いますがステンレスも錆びる事はあります。
また、磁石に付かないと思っている方も多いと思いますが磁石に付くステンレスもあります。
実際VG10肥後守は刃の部分は磁石に付きますが鞘の部分は付きません。


そのあたりの詳細は下記サイトがわかりやすく書いていますので参照してください。
ステンレスについての詳細

仕様・複合材
価格・3900円
鋼材・V金10号
全長・170ミリ
刃長・75ミリ
巾 ・13ミリ
厚み・2.7ミリ
刃角度・20度

大サイズになります。


作りはとても良いです。

丁寧に作られています。

本当に品質が向上していますね。


肥後守保守派の方は
「肥後守は元々タフに使うものステンレスである必要はない」
「高い。肥後守は安価であるべき」
「錆びないをありがたがるのは手入れをサボる前提」

等々の意見が聞こえてきそうですが4000円の価値はあると思います。

切れ味は普通です。
割り箸等はサクサク切れます。
機械研ぎの精度も向上していますが、小刃が大きめに付いていますので軽く研ぐと物凄く切れるようになると思います。
刃角度が20度ですからフルスカンジはありえないとなるのか、それとも驚異の高性能ステンレス鋼の靭性は鋭角な刃先でも欠けることなく切れ味を発揮するのかは研いでのお楽しみにという事になりますのでまたの機会に報告致します。

作りからすると決して高くはない良いお買い物だと思います。