切れる東大吉・繰り小刀140ミリ

当サイトでは東大吉(あずまだいきち)小刀に対してややネガティブな発言を繰り返してきました。
過去を見返すと良く切れる東大吉という記述もありますがネットで発言するには反省しなくてはいけないようなネガティブな発言もありました。

公平に切れる切れないをお知らせしたいという気持ちからこのようになったのですが、もしかすると固体差の悪い方を引き続けている可能性もある訳ですからオークション等で東大吉を見つけて手頃な値段だったら購入して確認作業も必要かな?と思うところがありまして。


オークションアラートが届き珍しく東大吉の刃のみの繰り小刀が出品されていましたので落札してみました。
実は東大吉の繰り小刀は今まで持っていなかったのです。


珍しさもあるのでライバル出るかな?と思ったらライバルゼロ、、、もしかして当サイトのネガティブ発言が原因でしょうか。。。。

まずい。まずい。。。これでは自分が欲しいモノをネガティブキャンペーンを行って、まんまと手に入れる作戦のようになってしまっているではありませんか!
けっしてそういう事はありませんので!



裏には綺麗な鍛接線が見えます。
東大吉小刀の近年モノは鍛接失敗が多く、もしや、今回の小刀はかなり昔の製作ではないだろうか?と勝手に想像しました。

仕様・自家鍛接鍛造黒打ち
価格・1000円
鋼材・不明
全長・鞘なしなので。
刃長・140ミリ
巾・21ミリ
厚み・3.5ミリ
刃角度・33.5度
個人的採点・82点
コストパフォーマンス・定価不明で採点不可

。。。これは。。。刃角度が恐ろしい事になっています。
手持ちの刃物で一番鈍角です。

恐る恐る木を切ってみると、切れません。。。。

うーーーん。。。

でも、オーラというか雰囲気が良いので中砥で軽く研いで仕上げ研ぎを軽く施してみました。

すると!切れる!良く切れます。

これはちゃんと研いだらもっと切れるぞ、と思わせてくれる1品ですね。


これは中々良いです。
切れ味もいいし、研ぎやすくて刃先も強靭そうです。
欄間彫刻の職人が使っていそうな良い小刀ですね。


早急に本研ぎして柄を作らなくては!
近日完成した柄を記事にします。