以前大きく欠けてしまった東大吉の横手小刀ですが、一度お金を出して研いでもらおうかな?と考えたのですが、時が経って考え方が変わってきまして、とりあえず自分でなんとかしてみようかという風に変化しました。
それでもここまでの欠けを手研ぎで行うとなるとかなりの労力が必要になるので暑い時期にやる気が起きずに放置していました。
少し涼しくなってきましたので重い腰を上げるに至った訳です。
色々な荒砥を使ってガシガシやっていきますが30分やってもほとんど変化無し。
ダイヤモンド砥石と金剛砂を使って1時間以上研ぎました。
途中どうしょうもなくて切っ先の変更を決意しました。
更に2時間ほど研ぎ、ダイヤモンド砥石の1000番→2000番と上げていき、シャプトン1000→2000と進めました。
完成まで4時間ちょっとかかりました。
休日を研ぎで終えました。
ここまで頑張ったのに思ったより切れ味は良くないです。
やっぱりこの状態からお金を出して研いでもらおうかなと、本当に優柔不断な私なのでした。
※先の部分はまだ少し欠けがありますが心が折れたのと休日が終わったのとでここまでとしています。