福三郎繰小刀120ミリどうせ凄い切れ味なんだろう?

三木伝説の廃業した鍛冶屋さん西口良次さんの製作と思われる福三郎シリーズを何本か集めてきましたが今回御紹介するのは福三郎繰小刀120ミリです。




紹介できる福三郎銘の手持ちは一旦終了になりました。
市販の繰小刀は殆どが135ミリであり120ミリや105ミリは珍しく、取り回しが楽なので一本は欲しいところです。

仕様・自家鍛接鍛造火造り
価格・2150円(フリマサイト価格)
鋼材・不明
全長・245ミリ
刃長・120ミリ
巾・20ミリ
厚み・2.6〜3.5ミリ
刃角度・36度

鞘は杢目が合っていて綺麗です。


西口さんの銘であるカネヨシ刻印のある繰小刀と比較してみると槌目模様が同じに見えます。



丁寧に作っています。



刃角度が凄い事になっていますが箱出しでもけっこう切れます。
最近は保管用と研ぎ用の二本を揃えるようにしていまして、この小刀も当初二本購入していたのですが知人に譲ってしまって一本しかなく、フリマサイトでかなりの数が出品されていましたが売り切れてしまいまして入手が叶わなかったので研がずに保管しておいて入手できたら研ごうと思います。
※今までハズレた事がないのでどうせ凄い切れ味なんだろう?とは思ってます
関東の金物屋さんで大量に売られているという情報がありましたので全国の金物屋さんにデットストックとして眠っているかもしれませんね。
繰小刀はイマイチ脚光浴びてなくて日陰の存在っぽいですが色々なシーンで使えますので是非使って欲しいと思っています。
もし金物屋さんで見つけたらお小遣いの許す範囲で連れて帰っていただけると幸いです。