肥後守ケースの話

以前より、ポケットに入れた肥後守の刃がいつの間にか出てきて刺さったりして、特にゆったりしたズボンをはいている時なんかは肥後守は持てないからなんとかしたいな、そうだケースを作ろう!と思っていました。
こう書くと、カシメを叩いてキツくすればいいじゃないか!なんて声が聞こえてきそうです。

でもですね、カシメが緩むのって突然やってくるんですよ。
山中で突然カシメが緩んだら、まぁ、近くに硬い石とか落ちてれば叩いて応急処置ができるかもしれないけど、結果傷だらけになってしまうし、もし叩き過ぎてしまったら意外と直らなくて刃が出せなくなったリして、せっかくアウトドアな気分が萎えてしまいます。
カシメ台を使いたいとまでは言わないけどアンビルや鉄の上で微調整しながら叩きたいものです。



それに、カシメはやや緩いままで使いたい派も少なくないのです。
と、なるとそのままポケットに入れておくのは危ないのでやっぱりケースが欲しい。
ポケットに入れるなら木製じゃないほうがいいかな、布か革、強度から考えてやっぱり革だ。

実際、革ホルダー付豆肥後守なんかもありますしね。

ネット上の肥後守ファンの皆様は手作りしておられる!
私も作ろうと思って革を作る道具を調べたりしていたのですが、結局沢山道具が必要になるし、革を買ったりしたら五千円は超えそう。
10個くらい作るのならいいけど…躊躇していましたらフリマサイトで手製の肥後守革ケース売ってる方がいまして、安くてカッコ良かったので買ってみました。

送料込みで1200円。

これはいいです。

ポケット内での安心感があるし、グリップ力を高める使い方もできる。



紐の部分は無くてもいいかも。

機会があれば自作したいですね。